【第17回】ヨーグルトは歯にいい? 口内環境と虫歯の関係

「ヨーグルトは、口内環境に長期的にみて何かよい影響はありますか?」というリスナーからのご質問に、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が口内環境に与える影響について、林がエビデンスを交えてわかりやすく解説します。


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📝今週のよりぬき
・口内の菌は〇〇の10倍!?
・キシリトールの良い効果とは
・腸内環境が悪い人は口内環境も悪い?
・ヨーグルトは、開封したときに混ぜるべき?
・瓶のフチの神グルトが取りにくい時は……


🥄ヨーグルトの菌は
口内環境にどう影響するの?

早川:先生、これは以前もお聞きしたかもしれないんですが。寒いのと暑いのだと、どちらが好きですか?


林:そうですね。寒いのは、たくさん洋服を着ればしのげますけど、暑いのはどうにもならないですよね。


早川:先生、体温高そうですよね。いつも比較的薄着でいらっしゃるような。


林:人からよく言われます。


早川:(笑)。そんな林先生に、今日はこんな質問が届いています。


【質問】

キシリトールは歯にいいと聞きますが、ヨーグルトの菌も、口内環境に存在する菌に対して、長期的に見ると何か影響はあるんでしょうか。


林:口の中にも当然たくさんの菌がいます。たとえば、歯の表面に白くモヤモヤ・ネバネバした歯垢というものが付くことがあります。これって、実は菌の塊なんですよね。いろんな説がありますが、歯垢には大便の10倍くらいの菌がいる、とも言われています。


早川:ええ。口の中って、それだけ汚いんですか。


林:もちろん、便にいる菌と種類は違うんですけどね。それに口内の菌も「良い菌」と「悪い菌」がいます。虫歯の原因になるような、悪さをする菌もいるわけです。

色々言いましたが、口内環境を良くすることは、健康に直結します。


早川:なるほど。


林:キシリトールって、一時期すごく流行りましたよね。ガムのCMなんかで耳にしたことがある方も多いと思います。

キシリトールっていうのは、虫歯菌が栄養として利用できない糖なんです。虫歯菌はキシリトールを取り込んでも利用できない上、取り込んだ分、他の菌を取り込むことができず、結果増殖できなくなる。だから虫歯になりにくい、という仕組みです。

それに、ガムを噛むことで唾液の分泌が促されたり、歯垢が付きにくくなったりする効果もあります。こうした効果については、世界各国でエビデンスが出ていて、10年以上前には学童期の子どもに毎日キシリトールガムを摂らせると、虫歯の発生率が下がったというデータもありました。


早川:かなり前から、キシリトールの良い効果は分かっていたんですね。


林:そうです。

で、「じゃあヨーグルトは口内環境にどう影響するのか」という話ですよね。乳酸菌は糖から乳酸を作る菌ですが、1種類ではなく、たくさんの菌の集合体です。

この乳酸菌が、口内環境を整える効果があるというエビデンスも、ここ5年くらいで世界各国から出てきました。

たとえば、悪玉菌が体に悪い“酸”のような物質を作るのを抑えたり、免疫系を刺激して悪玉菌が育ちにくくなる抗体をつくったり。そういった働きもあって、ヨーグルトを毎日食べることで、虫歯や歯周病の予防になるとされています。

驚く方もいるかもしれませんが、歯を磨いたあとにヨーグルトを食べるのも、理にかなっている部分はあります。


早川:そうなんですか?


林:実際、乳酸菌の効果を重んじる方の中には、歯や歯茎にヨーグルトを塗っている方もいますよ。


早川:えっ、本当に!?


林:います。何人もお会いしたので、彼らの中では割と一般的なんだ、と驚きました。


早川:なるほど……。フッ素を塗る感覚に近いのかもしれませんね。


🫨「腸内環境が悪い人は、
口内環境も悪い!」

早川:そういえば、神グルトを食べ始めてから口臭が気にならなくなった、という方が僕の周りに何人かいるんです。ヨーグルトの、口臭への影響ってあるんでしょうか?


林:えっとね。そもそも歯周病、歯槽膿漏の口臭なんかだと、近くにいるとすぐ分かりますよね。そういう方は、正直ヨーグルト云々以前に、治療が必要なケースも多い。歯医者に治療してもらったり、ブラッシングの指導をしてもらったり、根本的な生活習慣を改善するのが先です。歯周病は心臓や血管の病気、認知症、さまざまな免疫疾患とも関係していることが分かっていますから。

歯周病は、歯の根元の血管と菌が直接触れてしまう状態なので、菌が血流に入り、全身を巡ってしまう。だから心臓の弁膜症などとの関連も指摘されていて、歯周病を放置することは危険なんです。

なので「腸内環境が悪い人は口内環境も悪い」というのが結論です。だから神グルトの効果があったんだと思います。


早川:そういうことなんですね。

キシリトールの話に戻りますが、キシリトールをヨーグルトに入れるのは、あまり意味がないんですか?


林:うーん、乳酸菌の餌にならないものを入れても、あまり意味がないですね。

そういえば、虫歯自体は、歯ブラシや予防意識の向上により、昔よりもかなり減っていますね。

僕らが子どもの頃は、歯が真っ黒な子、たくさんいましたから。


早川:言われてみれば、そんな気がします。


林:親御さんたちの健康意識も上がっていますし。歯医者の役割も「抜く」から「残す」に変わりました。


早川:確かに、うちの子供たちも歯医者の定期検診に行ってますけど、特に虫歯はないですね。


林:ちなみに、僕、歯医者の息子なんですよ。でも親父は私たち子どもの歯には無関心で、僕は乳歯の3分の2が虫歯でした。学校検診が本当に嫌でね。「歯医者の息子でしょ?」って、ずっと言われてました。


早川:「医者の不養生」というような感じですね。


林:それから、中学生のときに一念発起して、それまで適当に磨いていたのが、ちゃんと歯磨きをするようになりました。歯の健康って、本当に大事だと実感しています。


🐮教えて!神グルト
「ヨーグルトは食べる前に混ぜるべき?」

【質問】

ヨーグルトは、開封したときに全体を混ぜたほうがいいですか?混ぜないほうがいいですか?


林:私は、神グルトの食感が好きで。開封した時の固めの状態のヨーグルトの食感が好きなので、混ぜないで食べますね。ただ、催事の時に試食でお出しする時に、かき混ぜて召し上がる方も多くいらっしゃいます。

科学的に見ると、混ぜると空気、つまり酸素が入ります。


早川:酸素が入るのは良くないんですか?


林:良くないというわけではなく、酸素に触れることがいい効果をもたらすことが、特にないんです。


早川:なるほど。


林:ヨーグルト菌の多くは嫌気性菌(けんきせいきん)です。反対に酸素を好む好気性菌、中間の通性嫌気性も含まれています。

よく家庭でヨーグルトを培養する人がいるんですが、期待している菌は育っていない可能性が高い。家で作っている以上、絶対に酸素が混ざっているわけなので。工場では、密閉されたタンクで酸素に触れないよう培養していますから。


早川:そうなんですね。

ちょっと話が逸れるかもしれないですが、瓶のフチのあたりについた神グルトが、個人的には一番おいしいんですよね。なんだろう、クリームチーズみたいに濃厚な気がして。


林:ああ〜、おいしいですよね。ただ、その部分って「スプーンで取りにくい」とたまにクレームが入るんです。取りにくい場合は、シリコンスプーンを使うことをおすすめしています。(了)

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